オープンミーティング開催しました #1

ミーティング

コンピューターゲームやビデオゲームなどのeスポーツが徐々に浸透しつつある現在、シニア世代の生活向上にそれらを利用し役立てる方法はあるのでしょうか?
また、eスポーツの振興において行政との協力関係をどのように築いたらよいのでしょうか?
ゲストに福島県喜多方市 教育委員会教育学部生涯学習課 スポーツ振興コーディネーターの栗林拓哉さんと災害モンスター研究所の石橋健次さんをむかえ、
柏の葉eスポーツ研究会×虹色未来大学によるオープンミーテングを行いました。

参加者紹介

虹色未来大学 柳葉崇志さん

令和シニアの新3K(行動 経験 感動)を提唱し、人生100年時代の長い余生を仲間とともに再創造していく「ハッピーエイジング・メソッド」を啓蒙活動中。
ITC出張勉強会の開催や講師派遣も可能。
長い人生の後半、どうやって生きていくかのデザインのお手伝いをするうえで、人との繋がりや思い(志)で繋がる縁を重要視している。
これらの実現にはオンラインが有効だが高齢者は苦手な方が多い、そのへんの問題を解決するのが今後の課題の一つ。

虹色未来大学 – 100年時代の人生再創造プロジェクト

スポーツ振興コーディネーター 栗林拓哉さん

2023年に郡山から喜多方市へ移住、福島県 喜多方市 教育委員会 教育学部 生涯学習課に所属。
学生時代に喜多方市のeスポーツイベントにサポートとして参加、その縁で地域起こし隊を志望。
eスポーツイベントの開催による地域活性化と認知症予防やフレイル対策などの高齢者支援が課題。

喜多方市地域おこし協力隊を紹介します - 喜多方市ホームページ
喜多方市の地域おこし協力隊を紹介します!

災害モンスター研究所 石橋健次さん

「災害モンスター」とは?
「災害&リスク」をモンスター化して「ゲームの攻略法=現実の災害対策」となるアプリ。
毎日毎日コワイ事は考えたくない、生活の中にどうやって防災意識を落とし込むか?
防災訓練をエンターテイメント化するのではなく、エンターテインメントの中に防災訓練が入っていると考えた。
この画期的アイディアによりハツメイノハ2023の優勝者となる。

【ハツメイノハ2023優勝者 石橋健次さんインタビュー】「柏の葉でなら、住民の皆さんと一緒にテストしてデータを取っていける。この環境でなら、やりたいことができるのではないかと思っています。」|TOPICS トピック|柏の葉スマートシティ
「世界の未来像」をつくる街、柏の葉スマートシティは、環境共生都市、健康長寿都市、新産業創造都市の3つの取り組みにより、安心・安全なスマートシティを実現します。

フリートーク トピック(きりぬき)

柏の葉eスポーツ研究会(以後スポ研)
栗林さんは現在スポーツ振興コーディネーターとして活動中ですが、普段の活動や成果を教えていただけませんか?

栗林さん(以後敬称略)
今年度は公民館を5か所回り、イベントを開きました。
また、2月4日には喜多方プラザ文化センターで「第2回きたかたわくわくスポーツフェスタ」を開催し子供から高齢者まで1200名が来場され、スポーツ及びeスポーツ体験をしてもらいました。高齢者の方からは「脳に刺激があって良かった、面白かった」子供たちからは「コロナで友達と遊ぶ機会が少なかったので楽しかった」などの感想をもらっております。

(スポ研)
イベントでは主にどのようなゲームソフトを使っていますか?

(栗林)
グランツーリスモ7、ぷよぷよ、太鼓の達人などですが一番人気は太鼓の達人。グランツーリスモ7は安定したせんで、ぷよぷよは難しいという評価です。

(スポ研)
イベント開催までの企画や設営などの役割分担はどのようになっているのでしょうか?

(栗林)
主に私がアイディア出しを行い、役所が実行するという流れです。

(スポ研)
eスポーツ振興の活動を行うにあたり一番苦労することはなんでしょうか?

(栗林)
喜多方市におけるeスポーツへの取り組みは始まったばかりでeスポーツに詳しい人材がおりません。またゲームコミュニティ自体も無い状態なので住民のあいだに浸透させていくことが難しいことです。
そのてん福島県の郡山には小さいながらもぷよぷよや格闘系のコミュニティが存在しており今では大きなイベントが開催できるほどに成長しています。
また、地域おこしにeスポーツを取り入れてもらうまでは役所の上層部に対して若者たちの間で盛り上がっている様子などのメディア情報を伝えたり、可能であればイベントに参加して現場を体験してもらうなどの啓蒙活動をしたことです。

(スポ研)
栗林さんは喜多方市役所の職員として活動されていますが、我々のような民間の団体が行政を巻き込んでいくにはどのようにしたら良いかなにかアドバイスはありますか?

(栗林)
KPIや助成金などを獲得するポイントとしては、企画書の文言に「老若男女、障害の補助、多世代交流」などのキーワードを盛り込んだり、「認知症予防、フレイル補助」などに有効であることをアピールするのが良いと思います。また、すでに実績があれば回数や動員数、アンケート結果の集計などの数値を示すと効果があるでしょう。

今後活動の一環にICTをとりいれたいのですが、逆に行政側が民間の団体を巻き込むにはどのようにしたらよいでしょうか?

(虹色未来大学 柳葉)
IT系の市民団体を利用するのが手っ取り早いと思います。
創設間もない市民団体は先ずは実績を上げたいと画策しています。
例えば行政側が一回のイベントを開催できたとしても継続して毎月あるいは毎週開催するのは大変な労力です。実績を上げたい市民団体に運営をまかせてしまえば行政側は労力を省くことができ、市民団体は実績を上げられるのでお互いにWin-Winとなるでしょう。

(スポ研)
栗林さんの今後の目標を聞かせて下さい。

(栗林)
多くの住民を巻き込んで地域おこしにつながるようなeスポーツイベントを開催したり、高齢者の認知症予防やフレイル対策にも繋げていきたいです。

虹色未来大学x柏の葉eスポーツ研究会

虹色未来大学さんでは高齢者向けのICTの勉強会を行っています。
勉強会の中で楽しそうなゲームを取り入れれば人が集まりやすいのではないか?また、認知症の予防などにもつなげていきたいということで、柏の葉eスポーツ研究会が手伝えることはないかアイディア出しを行いました。

結果↓
高齢者はプレイステーションなどの仰々しい機材には腰がひけてしまう。スマートフォンを使用した簡単なゲームであれば馴染みやすいし予算もかからない。
eスポーツ研究会が適切なゲームをいくつかチョイスし、ゲームのインストラクターとしてITCの勉強会に参加する方向で検討することとなりました。

感想

今回のミーテングの参加者は
スポーツ振興コーディネーター 栗林拓哉さん(地方行政)
災害モンスター研究所 石橋健次さん (起業家)
虹色未来大学 柳葉崇志さん (市民団体)
柏の葉eスポーツ研究会 (市民団体)
というように異業種間交流でもあり、お互いに違う立場から話を聞くことができたことは有意義であったし、異業種交流のハブとしての役割を果たせたと思います。

柏の葉という地の利で今後の活動においては
・研究会の認知度向上における発信手段の模索(ローカルメディアなど)
・eスポーツに関心のある地元企業を通した行政へのアプローチ。
・効果の測定やエビデンスの情報収集に地元の大学に協力してもらう。
などがポイントなのではないか思いました。

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