オープンイベント開催しました。#2

イベント

子供の創造力は4DXを超えた?

「この子はお父さん、あなたはおじいさん、この子は妹ね」
これはグランツーリスモ7の順番待ちをしていた女の子のセリフです。
先にプレイしている男の子がお父さん、その横でレクチャーしている私がおじいさん、後ろのイスに座って順番待ちをしている小さな女の子は妹でその隣の自分はお姉ちゃん。
単にゲームの順番待ちをしている場面なのですがどうやら想像上は家族でドライブをしているという状況設定なのです。
そして車がコースを外れて路肩の縁石を踏むとガタガタと画面が揺れるのですが、そのときは「あわわわわわわ~」と自ら体を揺らして大笑いです。
映画館で臨場感を出すための演出で映像のアクションに合せて椅子が揺れたりするシステム(4DX)がありますが子供の想像力をもってすればそんなものは必要ないようです。
27年間グランツーリスモをプレイしていますが、家族でドライブしてるとか路肩を踏んで体を自ら揺らすなんていちどもしたことありありません、まったく子供の想像力には驚くばかりです。
想像力を働かすことによりゲームをより楽しむことができるという発見をしました。

使用したゲーム

スイカゲーム
画面に表示されるボックスの中にフルーツを落とし、同じフルーツを合わせて進化させ、高得点を目指してスイカまで進化させるゲーム。
シンプルでまったりとして、できそうでなかなかできないところが病みつきになります。
本家は任天堂スイッチ版でスマホ向けには開発されておりませんので注意して下さい。

グランツーリスモ7
レーシングゲームの老舗的なゲームです、レーシングゲームといえばグランツーリスモというぐらいの存在感です。レースの他に車をコレクションしたり、チューニングしたり、写真を撮ったりというようなカーライフを楽しめるところが特徴です。

Fall Guys
60人のプレイヤーがコミカルなキャラクターを操り障害物競争などの数々のミニゲームを競ううちに次々と脱落していき、最後まで残った者が勝者となるゲーム。
ゆるそうなのだがやりこむとそれなりにテクニックが必要で奥が深いところがミソです。
カラフルで可愛いキャラが女の子に人気。

所感

会場となった環境コンビニステーションはセナリオハウスパーク柏たなかのなかにあり、天気の良い日は家族連れや子供とたちでにぎわっております。その流れで子供たち20名くらいと保護者の方がた5名くらいが来場されました。
また自発的に片づけと掃除を手伝ってくれた少年がいたことに感心しました。その少年は「今度いつやるの?」と聞いてきたので、きっとなごり惜しかったのでしょう。
定期的に開催して子供たちの居場所作りなどもできたら良いなと思いました。

反省点

・ハードが3台しかないので順番待ちが発生してしまった。
 →順番待ちする椅子に自分の待ち順がわかる紙を張る 。
・今回お子様のみが多く、撮影の同意が得る為のお話を親御さんに取る事ができなかった。
 →会場内撮影する旨の用紙を入り口に貼って 保護者の了解を取る。
・遊ぶ時間のサイクルが早いゲームの選定も重要(Switchのスイカゲームは意外と時間取る)
 →ストリートフィアター6など対戦型なら一度に2人プレイ可能で時間も短い。
・レクチャーする人手が足りず、サイクル管理に支障が出た。
 →試遊機1台ごとに付き人1人は欲しい。
・保護者の方に体験会の趣旨や当会の活動について伝えられなかった。
 →当会のコンセプトをまとめたチラシを作成して保護者に配布する。

環境コンビニステーション

会場として使用させていただいた「環境コンビニステーション」は公園の管理施設を「農あるまちづくり実行委員会」が借用し運営する集会施設、明るく開放感があり子供向けイベントの開催にはジャストフィットです。
詳しくは下記URLを参照願います。
https://sites.google.com/view/kashiwatanaka

セナリオハウスパーク柏たなか

環境コンビニステーションはセナリオパーク柏たなかのなかにあります。
つくばエクスプレス柏たなか駅東口より徒歩5分、駐車場(1日¥700)もあり家族連れで土日は家族連れでにぎわっています。
公園に関する詳しい情報は下記URL参照願います。
https://kurowata.com/senariohouse-park/

「原神」生配信

ゲーム体験会と同日「原神」の生配信をyoutubeで行いました。

原神ってどんなゲーム
広大で美しいバーチャル世界を自由に冒険するアクションRPG(ロールプレイング)ゲームです。
グラフィックがリアルかというとそうでもないのですが、自然界の暑さや寒さ、また風にゆれる木々や花などがとてもエモーショナルに再現されており19世紀印象派の絵画を彷彿させます。
またバックに流れるBGMはほとんどすべてがオーケストラの生演演奏によるもので、日本をモチーフとした楽曲は日本に来て収録するほどのハイレベルな仕上がりです。

また、戦闘シーンにおいてキャラクターが「元素爆発」という必殺技をくりだすのですが、そのモーションがとてもかっこいいのです。

さらに神話をモチーフとしたストーリが壮大で登場人物のバックボーンも深いものがあります。
本編から外れたサブストーリーですら映画のような雰囲気で「これゲーム?」って思うほどです。

絵柄が日本のアニメ調なので日本製かと思いきや中国製のゲーム。
開発費用は110億円(推定)、スマホでもできる無料ダウンロードのゲームとしては破格の開発費用です。
リリースから3年(2024年3月現在)を経ており運営の上手さから他のゲームの追従を許さずこのジャンルでは不動の地位を築いています。

さてそんな原神なのですが、各キャラが扱う武器の種類は大型の「両手剣」小型の「片手剣」リーチの長い「槍」魔法を発動させる「法器」遠距離攻撃の「弓」の5種類があります。
そのなかで威力のある両手剣と法器が人気の武器なのですが、弓はいまひとつ使いどころが難しく人気がありません。そこで今回あえて「弓しか使ってはいけない」という縛りを設けてプレイしました。
youtubeで生配信を行うと、30分ほどで5人の視聴者が集まりその中から3人がプレイに参加してくれました。
扱いが難しく威力も小さな弓だけで戦うのは苦戦でもありましたが、逆にスリルもあって新鮮でした。
また、普段目立たない弓キャラ推しのプレイヤーにとってある意味ストレス解消となったようです。
原神にはゲーム内にカメラがアイテムとして存在し写真を撮ることができます。
最後にそのカメラを使い、春ということで桜をバックに記念写真をとりました。
はらはらと花びらが散ってるところが良いですね。

生配信の注意点

研究会としてゲーム配信するにあたってどういうスタンスが良いのでしょうか?
大事なのは ただのプレイ動画、配信にしない事だと思います。
またどんなゲームを取り上げるにしても「当会ならでは」の切り口が欲しいところです。
「ゲームって面白いな」というのはもちろん、プラス「学べる」部分があるべきでしょう。
したがって、今回原神という事で以下の様な「オンラインゲームの楽しみ方を学ぶ」を実践で説明できればより良いと思い下記4点を心がけて放送に臨みました。

1.オンラインで友達を作ろう!
声の掛け方からフレンド登録して一緒に遊び、お礼など別れの挨拶までの流れを解説。 デジタルならではのコミュニケーションを実践して見てもらう。 失敗も成功もあり現実世界と変わらない事。
2.物語を楽しもう!
キャラや世界観、物語に特徴があるものは映画や漫画、小説、アニメの様に心を動かす体験が得られる事。
3.アクションを楽しもう!
一見難しそうな戦闘シーンも、 練習してみんな上手くなってる事。成長する過程にやりがいを見出せる事。
4.ガチャ課金に注意!
マルチプレイや無料ゲームによくある課金というシステムは、慎重さと節度が大事という事。 欲しいものがなかなか出ないガチャ方式は特に注意。 〇〇%は何分の1、サイコロで言うと〜みたいに数字と体感のイメージのギャップを噛み砕いて説明したり、手を出す時は計画性が必要だという事など。

研究会としては、ゲームを通じて存在を認知してもらうのも大事です。そしてそれがゲーム内コミュニティから広がる場合もあると思います。 しかも、良い組織としての認知が必要なので「ならでは」の仕掛けとして1〜4を心掛けました。
今回上手くできなかった部分も多々ありましたが、今後色々試してみてクオリティーを上げていきたいと思います。

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